70歳 古希祝いの人気TOP3
1分でわかる「古希祝いって何?」「お祝いの方法」
「古希祝いって何?」「古希ってどうお祝いしたらいいの?」
最近よくこういうおご相談を受けるようになりました。
こんにちは。花なまえの詩スタッフの藤村です。
私はお客様対応をしている関係上、上記のようなご相談をよく受けます。
今ちょうど団塊の世代(1947~1949年生まれ)の方々が、続々と古希を迎えていますからね。
ここでは古希祝いをよりわかりやすくするために、お祝いに詳しいふくたろう先生に解説してもらいます。
あなたのお父さん(お祖父ちゃん)お母さん(お祖母ちゃん)が古希を迎えるなら、「古希とは何か?」「どうお祝いすればいいか?」を知って、喜ばれる古希のお祝いをしてあげてくださいね。
- 古希お祝いとは?
- 古希お祝いって
どうやってするの?
1・古希お祝いとは?
あたしのおばあちゃん、来月古希なんだって…
ちょうど70歳になるの… だから家族のみんなでお祝い会をすることになったんだけど…
その前に古希のこともっと詳しく知りたいわ…!
うさみちゃんの言うとおり、
古希は70歳の長寿祝いですね。
日本では、還暦(60歳)、傘寿(さんじゅ)(80歳)、
米寿(べいじゅ)(88歳)のように
年齢の節目に長寿をお祝いする行事を行いますが、
これを「年祝い」と言います。
あ、ふくたろう先生…!
古希は長寿祝い…
そうよね、
70歳ってホントにおめでたいことだもの…
ところでどうして「古希」って書くのかしら?
国の代表的詩人、杜甫(とほ)の詩の一節、
「酒債尋常行處有 人生七十古来稀」
(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。
(しかし)七十年生きる人は古くから稀(まれ)である)
に由来しています。
昔は数え年で70歳を迎える年によくお祝いをしていました。
もともとは「稀」の字だったのね!
あら、数え年…?
聞いたことある気がするけど、なんだったかしら…
最近は古「希」と書くほうが一般的ですね。
数え年とは、生まれた年を1歳と考え、元日に1つ年を取ります。
つまり、生まれた年を0歳と数え、
誕生日に1つ年を取る満年齢にあてはめると、
古希は69歳に迎えることになります。
あらら?
ホントは去年だったのね…どうしよう…
心配無用です!
最近では「満年齢」の数え方のほうが一般的なので、
70歳でお祝いすることが多いんですよ。
安心したわ…!
そういえば60歳の還暦のときも みんなでお祝いしたのだけれど、若々しいおばあちゃんだから、誰も長寿とは言わなかったのよね…
古希は70歳だもの、長寿と言っても大丈夫よね…?
世界有数の長寿国である我が国の平均寿命は、
厚生労働省によると男性で80.79歳、女性は87.05歳で、
古希(70歳)は「長寿」と呼ぶには微妙な年齢です。
古希の文字を織り込んだ「古希川柳」を見ていただいても
分かると思いますが、元気さと衰えとが入り混じった
境目のような年齢であり、例えれば
「長寿のスタートラインの年」とでも言えばいいのかもしれません。
そうなのね…!
おばあちゃん、元気だしお肌もきれいだもの…
そうはいっても節目のおめでたい年であることに変わりはありません。
ぜひ、ご家族皆さんの日程を調整して、まだまだお若いおばあさまのご長寿を一緒にお祝いしてはいかがでしょう。
そうね…!
おばあちゃんに喜んでもらえるお祝い会にしたいわ!
2・古希祝いってどうやってするの?
古希について少し詳しくなったわ…。
でも、お祝い会では、実際どんなふうにお祝いをしたらいいのかしら…?
お祝いの日はいつにしたらいいの?
お祝いの日は特に決まりはありませんので
「誕生日」でも、「敬老の日」にあわせてもよいですし
遠方の方が帰ってこられる日にしてもかまわないでしょう。
場所はどんなところがいいの…?
ご本人の希望にそって計画されるといいでしょう。
お元気であれば温泉旅行でもいいですし
お近くのホテルやレストランなどで会食しても、
ご自宅で好物の料理を作ってさし上げてもいいと思います。
おばあちゃんの都合や家族の予定にあわせて
考えればいいのね…!
はい!
なによりも家族や親戚の皆さんが集まって
一緒にお祝いをすることが、一番喜ばれますからね。
家族が集まるとお祝いの会もきっと賑やかになるわ…
あら?
ふくたろう先生が着ているのは何かしら…?
これはちゃんちゃんこと言います。
還暦のときは赤いものを身につけるように
古希は紫色のものが一般的ですよ。
有名なものは、このちゃんちゃんこや
座布団、扇子、頭巾などを用意してお祝いします。
お祝いの会が盛り上がりそうでステキだわ…!
おばあちゃんにも
紫色のちゃんちゃんこを着てもらわなくっちゃ…
ぜひ!
日頃は着ないものなので
みんなで記念撮影をしたりして
お祝いムードも盛り上がりますよ♪
もっとお祝いを盛り上げるには
やっぱりプレゼントよね…!
プレゼントには何を選べばいいかな?
プレゼントとしては、
定番のお花のほか日常使えるような衣類、
それも地味な色ではなく、
少し若々しくみえるものを選ぶといいようです。
お孫さんからのお手紙や、もし絵が得意であれば
自作の似顔絵などは喜ばれると思います。
ほんと…!?
あたしちょっと描いてみようかな…!
でも気に入ってもらえるか心配だわ…
せっかくなら思い出に残る特別なプレゼントがいいの…
特別感を求めるなら
オーダーメイドのプレゼントはおすすめです!
名前(ネーム)入り商品は記念にもなるし人気がありますよ。
ネットショップなどでいろいろ販売されていますのでうさみちゃんも、検討してみてはいかがでしょうか。
また、心からの気持ちを伝えたいけれど、ちょっと照れくさかったりしますよね。
そんな気持ちを詰め込んでくれるプレゼントもありますよ♪
ありがとう…!
心から喜んでもらおうと思ったら
私達の心からの気持ちが何より大切よね
先生のおかげで古希祝いについて詳しくなったわ…
さっそく今から準備を始めなくっちゃ……!
はたして、うさみちゃんはお祝い会を成功させられるのでしょうか?
成功のカギを握るのは、うさみちゃんも心配していたようにプレゼントです。
お祝い会のお楽しみは、何といっても「お食事」と「プレゼント」ですからね。
あなたは古希祝いのプレゼントをもう決めましたか?
もしまだなら、
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